雑感

「無難」こそ危険だ

サッカー日本代表の議論で、よく話題になるのが、いわゆる「海外組」の扱い。 Jリーグではなく、ヨーロッパなどの海外クラブでプレーして、日常的に世界の一流選手にもまれる中でやっていれば、プレーの質が上がり、国際試合でもビビらなくなる。日本選手よ…

相手のメリットは何か

横田めぐみさんが、いまだに帰国できない状態が続いている。めぐみさんのご両親も80歳を超えて、体調もよくないという報道もある。 なんとかしないと、いけない。 自分は、姉がめぐみさんと同じ年生まれなので、なんとなくこの問題がいつも気になっている。…

競馬界はなぜ「改革」できたのか

競馬の世界の話。 JRAのこの秋の重賞戦線でミルコ・デムーロ騎手が勝ちまくった。他にも、クリストフ・ルメール騎手、ライアン・ムーア騎手などが、有力馬に騎乗して、よく勝っている。ファンからは「外人の馬券、買っときゃ当たる」という声が普通に聞かれる…

毎日「諸行無常」を思い起こせ

「平家物語」 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。 たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。 「方丈記」 行く河の流れは絶えずして、しかも、…

50歳より前に去った人を思う

夏目漱石は1867年2月9日生まれで、1916年12月9日に49歳で亡くなった。いまからちょうど100年くらい前のことになる。 夏目漱石って、あの人、49歳で亡くなったのか。何年か前に、このことを知ったときに、とても気になって、思わずメモをした。 脳学者・池谷…

「自分が変化している」自覚

「脳は、自分の将来に起こる変化を、少なく見積もりがち」だという。 改めて、自分にいま置き始めている変化を考えてみよう。 50歳を超えて、まあ、老化、衰え、目がやや悪くなったよな。 深夜まで飲んで、翌日も元気に朝から!みたいなノリは、40歳を超えたこ…

相撲の「底知れなさ」

今場所は毎日相撲中継を見ている。 13時のBS放送開始から、18時の放送終了まで、だいたい全部見る。 毎日ほぼ5時間、見続けていることになる。すでに11日目まで見ている。 面白い。 特に、どんどん取り組みが進む、幕下30番と十両15番がいい。 力士名鑑を見…

ファンがしらける馬を狙え

脳のクセを認識した上で、自分の競馬予想のどこに問題があるのか、改めて考える。 脳が好きなもの。脳のクセ。 「秩序、ストーリー、なんらかの法則、自説強化、自己正当化、因果応報、擬人化」。 確かに、競馬予想はボケッとしていると、こういう「なんらかの…

「独特のユーモア」と暴力

日馬富士の暴行問題で騒ぎになっている。 報道から見て、まあ酒癖が悪い人であるのは間違いないのだろう。 また報道から考えて、暴力も全然なかった、というわけではないだろう。 もちろん私は、日馬富士と会ったこともお話をしたこともない。でも、映像や中…

相撲の「見えていない」部分

相撲ほど、一見単純に見えて、奥深いものもないのではないか。 子どものころ、遊びでよく相撲を取った。 小学生のとき、砂場が土俵だった。 Iくんという相撲好きがいて、よく一緒に取った。彼と、好きなお相撲さんの話をするのが楽しかった。ただ彼は、体が…

「いい湯だな」だけでいい

子どものころ、毎週土曜、「8時だよ!全員集合」のエンディングで「ババンババン、バンバン、ババンババン、バンバン」という「いい湯だな」を聞いていた。 カトちゃんが「アビバビバビバ」と歌いながら、「歯を磨けよ」とかいろいろカメラ目線で注意してくれるのも嬉…

「ポジティブしばり」でいきます

言葉のもつエネルギーは実に強大。 前向きな言葉は、よい運につながる。ポジティブで明るい言葉を使うと、ポジティブで明るい現実を作り出せる。 ネガティブで゙暗い言葉は、ネガティブで暗い現実を作り出す。 ネガティブな言葉 「嫌だ」「嫌い」「できない…

心配ごと、常時20%の法則

人間、どんな状況にあろうと、ぼやっと考えていることの20%くらいが、心配ごと、不安なこと、嫌だな~と気にかけていることなのではないか。 端から見れば、全然心配ごとのなさそうな、幸せの塊みたいな人でも「最近、ちょっと太ってきて困っている」「娘が…

言語化できていないこと

「言語化」とは大事な言葉だと思う。 わかってないことだらけのこの社会で、「ああそうか、このことは、そういう名称で考えれば理解が進む」とか、「そういうことを今まではっきり認識できていなかったけど、そう名付けてもらえると、よくわかる」というよう…