見えないものに敏感に
東大病院救急部のトップにいた医師の方。よく聞く言葉のようで、改めて考えると大事だなーと思う言葉がならぶ。
- 作者: 矢作直樹
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/04/11
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
「すべては学び」
私たちは、いかなる時も試されている。
何かがうまくいかない時、自分では悪くないと思っていたとしても、客観的に見れば、どこかで自分もその原因を作っていることがある。
そう、すべては学び、だよな。
今日の、いまの、この瞬間も。
「時が解決する」
待つことがいかに貴重か、私たちはそれをつい忘れがち。
急ぐことはない。焦ることもない。答えは出すものではなく、出るもの。
クイックレスポンス、速い判断・決断も大事だけど、この考え方も大事だよな。
「余命」を頭に置く
寿命はゼロ歳を起点に発想された言葉。
中高年層は「余命」を頭に置くほうがいい。
自分も余命は長くても30年きったか。
確かに平均寿命80歳とか言うより、ピンとくる。
他人は「その程度」
あなた自身が思っているほど、周囲はあなたを気にしていない。
他人というのは、その程度。
それぞれ自分の生活があるから、あなたのことをいちいち気にしているほど、ヒマではない。
忘れがちだよなー。
ホント、そう。
みんな、そんなヒマじゃないんだから、そんな一生懸命見てないって!
いつもそう思うんだけど、忘れがち。
離婚はむしろ貴重な機会
「離婚は失敗」などと言われる。
(しかし)「うまくいかない相手がいる」という大きな学びを獲得している。
ひとりに戻るという、大きな決断も経験している。
自分の「不得手、短所」が浮き彫りになって自分を客観視できる。
そうだよな、失敗とか、成功とか、言い過ぎ。
「つかんだら手放す」
反省すれども後悔せず。
この心構えが重要。
良いも悪いもすぐに手放すことで、自分を浄化できると同時に、偏った感情に浸るクセがつかなくなる。
そうだよなー、しばられるもんなー。
「お天道さまが見ている」
良心に従って行動せよ、も同じ。
お天道さま=良心
お天道さまはどこか遠くの空高くにいるのではなく、私たちの胸の内にいつもいる。
久しく使ってなかった。
「お天道さま」「良心」をもっと使おう。
目に見えないものに敏感に
私たちに普段見えないもの、人とのご縁、霊性、おかげさま、おたがいさま、などのエネルギーに対しては敏感になることが必要。
(ただし)世の中のせわしなさには鈍感に。
ご縁、おかげさま、感謝。
敏感になるべきは、ここだけでいいよなー。
せわしなさとのおつきあいは、ほどほどに・・。
これでまいりましょう。