2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

幼児期の記憶のあやふやさ

買ったまま、ずっと読んでいなかった本。 【映画化】完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)作者: 乾緑郎出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2012/01/13メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (38件) を見る 昏睡状態の人とのコ…

「テレビ」を考え抜いた男

久米宏さんが、自分の足跡を追うことを通して、「テレビとは何か」「テレビと時代とはどう関わってきたか」について考えた本。 学ぶ点、参考になる点がありすぎる、すごい本。 久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった作者: 久米宏出版社/メー…

悩んだときは体を動かせ

40歳から若くなる! 名越式アンチエイジング (PHP文庫)作者: 名越康文出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2012/08/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る 心を一瞬にして切り替える方法とは何か?それは悩んだときには頭を使わず、体を動かせと…

繊細な気配り屋

すべての「笑い」はドキュメンタリーである作者: 木村元彦出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2016/06/17メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 放送作家・倉本美津留さんのテレビ屋人生。 鶴瓶さん、上岡龍太郎さん、島田紳助…

「いい湯だな」だけでいい

子どものころ、毎週土曜、「8時だよ!全員集合」のエンディングで「ババンババン、バンバン、ババンババン、バンバン」という「いい湯だな」を聞いていた。 カトちゃんが「アビバビバビバ」と歌いながら、「歯を磨けよ」とかいろいろカメラ目線で注意してくれるのも嬉…

味のありすぎる嬉しさ

このマンガがすごい!comics 青木雄二傑作短編集 50億円の約束手形作者: 青木雄二出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2017/01/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る コンビニで買った。 「ナニワ金融道」前の青木雄二さんにもし会えていたとして、…

使う言葉に敏感に

リクルート出身のコンサルのかたの、会社内での困った病に関するエッセイ。 なんとなく、こだわっているところが似ている気がして、楽しく読んだ。 「会社の悪口」は8割正しい コンサルタントが教えるダメな会社の困った病 (SB新書)作者: 秋山進出版社/メー…

旅するように「片づけ」しよう

名越康文さんの本はいつもすばらしいなあ。 SOLO TIME (ソロタイム)「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である作者: 名越康文出版社/メーカー: 夜間飛行発売日: 2017/06/12メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 指摘されればその通…

東野圭吾さんとしては普通の本

さいえんす? (角川文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/12/01メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (74件) を見る ええっ、そうだったの!という感じの、驚き、楽しさ満載、ではないかな。東野圭吾さんファンなら楽しく…

「見たこと」だけを信用するな

サッカー データ革命 ロングボールは時代遅れか作者: クリス・アンダーゼン,デイビッド・サリー,児島修出版社/メーカー: 辰巳出版発売日: 2014/06/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 高校生のころまで遊びでやっていただけだったサッカー…

「ポジティブしばり」でいきます

言葉のもつエネルギーは実に強大。 前向きな言葉は、よい運につながる。ポジティブで明るい言葉を使うと、ポジティブで明るい現実を作り出せる。 ネガティブで゙暗い言葉は、ネガティブで暗い現実を作り出す。 ネガティブな言葉 「嫌だ」「嫌い」「できない…

50年前の「放送免許取消の示唆」

1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代作者: 柳澤健出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/05/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (11件) を見る この本の前半部で「そんなことがあったのか」と感じた部分があった。 50年ほど前…

「ひとつの色の人間」じゃない

1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代作者: 柳澤健出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/05/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (11件) を見る TBSアナウンサー林美雄さんの1970年代前半ころからのお話。 久米宏さんや、小島…

凹んだままの「塑性」でいい

料理研究家の土井善晴さんが推薦されていたので、探して購入した。期待に違わぬ、とても参考になる一冊だった。 塑する思考 作者: 佐藤卓 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/07/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 最初はタイトルの…

面と向かって話をしよう

多くの男性はこういうことができない。私たちはみな、仕事以外で他人とつながることができないし、仕事に無関係な会話をすることができない。通りすがりの他人と、穏やかに笑顔で天気の話などをするということは、とても苦手だ。 断片的なものの社会学 作者:…

心配ごと、常時20%の法則

人間、どんな状況にあろうと、ぼやっと考えていることの20%くらいが、心配ごと、不安なこと、嫌だな~と気にかけていることなのではないか。 端から見れば、全然心配ごとのなさそうな、幸せの塊みたいな人でも「最近、ちょっと太ってきて困っている」「娘が…

言語化できていないこと

「言語化」とは大事な言葉だと思う。 わかってないことだらけのこの社会で、「ああそうか、このことは、そういう名称で考えれば理解が進む」とか、「そういうことを今まではっきり認識できていなかったけど、そう名付けてもらえると、よくわかる」というよう…